今回も新しくアレンジした曲をいくつか演奏しました。
アレンジするほどでもなく、単純に楽譜にちょこっと書き込んだ曲もありましたが、二重奏ですと準備しやすいです。
皆様、一緒に歌ってくださったり、手拍子を入れてくださったり、アットホームな雰囲気であたたかい気持ちになります。
以下敬称略
・手のひらを太陽に(1961制作・1962放送)
NHK連続テレビ小説「あんぱん」のモデルとなったやなせたかしさん作詞、いずみたくさん作曲の楽曲です。
前回はいずみたくさん作曲の「見上げてごらん夜の星を/坂本九」 も演奏しました。
・みずいろの雨/八神純子
・365歩のマーチ/水前寺清子
・東京ブギウギ
こちらもNHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」でめいこちゃんが歌っていました。
・七夕さま
季節の曲、唱歌等は必ず入れています。
音色が美しい岸川りほさんのヴァイオリンと共に、クラシックの名曲、唱歌、歌謡曲も含めて45分+アンコールを演奏しました。
いつもご一緒いただき、とても心強いです。

「あんぱん」はやなせたかしさんの奥様がモデルとなり、今田美桜さんが演じていらっしゃいます。
シルバー世代の皆様はNHKの連続テレビ小説を楽しむ方々が多いことと、世代としてもご存知の曲が多いのでチェックするようにしています。
私自身もおすすめされて平日15分、ストレッチ時間や歯磨きの時間等隙間時間に見ています。
展開がテンポ良く進み、脚本も役者の皆様も、背景やセット、全てが素晴らしく、面白いです。
ドラマでは本当のやなせたかしさんの人生とは違う要素も入っていますが、芸術分野に身を置く自分自身にも通じて学ぶところが多いです。
“人生は喜ばせごっこ”
アンパンマンの作者であるやなせたかしさんのお言葉です。
やなせさんは作詞や文章を書く等漫画家以外のお仕事も、人に喜んでもらうことが喜びだと行なっていたそうです。
アレンジは好きですが楽譜の制作、事務作業はとても苦手で、可能な限り避けたいのですが、それらも良い本番につながる重要土台です。
生演奏を通じて、お客様も共演の演奏仲間にも喜んでいただけるような仕事に楽しみながらも果敢に取り組んでいきたいです。